2004年 07月 02日
「うそつきロボット」 |
「うそつきロボット」を読んだ。
小学生の頃、学校の図書館に置いてあった「SFこども図書館」というシリーズで、僕は初めてSFに出会った。シリーズそのものは、全26巻だったらしいが、そのうち何巻を読んだのか、今では思い出せない。ただ、読んだうちの何冊かは、子供心に強烈な印象を残し、今でも書名ぐらいは覚えている。
昨年の秋、その「SFこども図書館」が、「冒険ファンタジー名作選」として、全26巻中、10巻のセレクションではあるが、復刊した。少しずつ買っては、娘に読ませ、それから僕が読んでいる。
この「うそつきロボット」は、アシモフの「われはロボット」(I, Robot)からの抜粋版で、4編が収められている。
人間のように、考え、話し、悩むロボットたち。「ロボット三原則」のおかげで、無法な暴走はしない代わりに、思いもよらない問題を抱え込む姿が、ユーモラスでもあり、もの哀しくもある。
「もしかしたら、出会えるかもしれない未来」の姿に、子供達は想像力をかき立てられ、夢中になってこの本を読むだろう。改めて、名作の復刊を喜びたい。
小学生の頃、学校の図書館に置いてあった「SFこども図書館」というシリーズで、僕は初めてSFに出会った。シリーズそのものは、全26巻だったらしいが、そのうち何巻を読んだのか、今では思い出せない。ただ、読んだうちの何冊かは、子供心に強烈な印象を残し、今でも書名ぐらいは覚えている。
昨年の秋、その「SFこども図書館」が、「冒険ファンタジー名作選」として、全26巻中、10巻のセレクションではあるが、復刊した。少しずつ買っては、娘に読ませ、それから僕が読んでいる。
この「うそつきロボット」は、アシモフの「われはロボット」(I, Robot)からの抜粋版で、4編が収められている。
人間のように、考え、話し、悩むロボットたち。「ロボット三原則」のおかげで、無法な暴走はしない代わりに、思いもよらない問題を抱え込む姿が、ユーモラスでもあり、もの哀しくもある。
「もしかしたら、出会えるかもしれない未来」の姿に、子供達は想像力をかき立てられ、夢中になってこの本を読むだろう。改めて、名作の復刊を喜びたい。
by yuji4u
| 2004-07-02 18:50
| 本